2006年10月13日

Taylor Deupree/Northern

tey.JPG

前作の「January」から約2年ぶりの新作。前作は日本のレーベルの
spekkからのリリースだったが今回は自身のレーベル12kよりのリリース。
その前作「January」と比べると、かなり音が柔らかく変化したように
思える。直接の原因は日本の『Eishi』とのコラボレーションや、都会を離れ、
自然の豊かな場所に引っ越した事などが上げられる。12kのサイトでは、
森と冬の情景からインスピレーションを受けて制作されたとの事だ。
数曲生楽器がそれと判断できる範囲で使用されているのもこれまでに
なかった変化と言える。中でも注目は4曲目の『Shell Shell Bye』で
『エンドレスサマー』以前のフェネズを思わせるアコースティック
ギターが導入されテイラー独特のマニピュレーションシテム「kyma」の
サウンドとも違和感なく溶け込んでいる。アルバムの最後を飾る『November』
も圧倒的な名曲でピアニカと思われる音色が、悲し気な「kyma」の音と
フィールドレコーディングの響きの中で、哀愁を誘う。
今でも名盤と語られている『Stil』の頃と比べると歴然とするのだが、
今作のテイラーは、驚く程'感情'が全面に出ていると言えるだろう。
以前から、アルバムに付き1曲はメロディが鮮明に打ち出された曲が
収録されていたが、今作はそれがほぼ全編通してエモーショナルな雰囲気
に包まれている。


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posted by airplane at 13:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■CDレビューコーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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