2006年02月15日

GANDALF/GANDALF

B000068ZWX.01


先日、ふと自分のCD棚を見てみたら
ジャケットを面だしで飾っているCD
が全て(といっても3枚ですが)
サイケデリックロックの名盤である事に
気付いた。いつ飾ったかもわからないし、
多分無意識な行為だと思うが、
ならばなおさら、自分の好きなモノが
自然に表れているのだろう。今回は
その中から一枚「Gandalf」を紹介する。
60年代末に発表され、
この1枚で消滅してしまったのが本当
に悔やまれる奇跡的名盤だ。
ジャケットはおどろおどろしい雰囲気だが、
音は意外にポップで、もしジャケットが
よければ有名になったんだろうなと想像してしまう。
全体に靄のかかった音像、
深いリヴァーブのヴォーカル、
オルガンとまさにサイケロックを象徴するような
構成要素がまず、耳に入る。
実際ヴォーカルにテープエコーをかます事で、
ラビンスプーンフルのプロデュサー等に
注目を浴びたという。
しかし特筆すべきは
メロディだ、全体に漂う何か悲しい雰囲気、
終わってしまう事に対する過去への郷愁と
未来への希望が交差すような、
時代の音なのだろうか。ロックがユースカルチヤーとして
一番輝いていたのは67年〜69年の3年間といわ
れていてそれは人それぞれ意見があるのだろうけど、
69年はジャニスが死に、ジミヘンが死に、
ジム・モリソンも死に、ビートルズもほぼ解散状態と
やはり一つの時代の終わりなのだろう。
このアルバムは67年録音で69年リリースというのも興味
深い。リリースされてすぐ、諸般の理由でCD店からすぐに
消えたという事だが、現在復刻版がここまで出回っている
事を考えると、同時代の評価がないのが残念だ。
社会の外に理想を希求したロックは、
この後細分化へと向かう、その一歩手前の輝か
しい記録(レコード)だ。

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posted by airplane at 11:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■CDレビューコーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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