
Acid Mother Templeの河端一とRichard YoungsのコラボレーションCD。
神聖という言葉がぴったりなサイケデリックフォークという趣き。
もちろんフォークよりもサイケデリックに重点は置かれている。
アコースティックギターを軸に、オートハープ、オルガン、テープエフェクト等で
装飾され、特に重要な役割と思われるのがエコーを使った音処理。
時にリチャード・ヤングスの歌声が神々しく響く重厚的な音世界。
音楽と宗教の根源は非常に近いと思われるが
ここまでそのことに確信を抱かせてくるCDには中々お目にかかれない。
太古のまだ言葉も発達しきっていないであろう人間達は
葦の切り株の上を通った風の音の変化を聞き、楽器を生み出していったという。
それは自分達の世界を支配するものに近づいていく行為だったのだろう。
世界の根源は何か、あるいは支配するものは何かという問いから、
宗教や音楽は生まれたはずで、現代で音楽をやる者にも少なからず
そのような問いはあるのではないだうか。
宗教と音楽という観点から、このアルバムを聞いていくと
リチャード・ヤングスの歌声はまさしく祈りそのもの。
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posted by airplane at 17:47| 東京

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